ラジウム鉱石は、ラジウムを含む鉱物で、世界中の地盤に存在しています。ラジウムはアルファ線（放射線）を出して、ラドンという気体に変わります。ラドンは空気よりも重い気体で、生物学的半減期は20～30分といわれています。
現代人は、生活の中で様々な有害物質を体内に溜め込んでしまっています。これらを浄化しなければ本当の健康な体とは言えないでしょう。ラドンは自然界に存在する物質中、もっとも強力なイオン化作用を有するものです。ラドンが温浴中に人体の組織内に吸収されると、その強力なイオン化作用が人体の血液及び組織内に働いて、血液内の老廃物質すなわち、中性脂肪・コレストロール・過剰な糖分等の生理的代謝作用が促進し血液が浄化されます。同時に凝りや、痛みの原因となっている老廃物の化学反応が促進され、痛みをすみやかに衰退させるという効果があります
アルファ線（放射線）による刺激が細胞に与えられると、一部の細胞（細胞核）が損傷を受けます。人体の構造は実に精巧に出来ていて、損傷を受けた部分を修復する力を自然に備えています。また、修復出来なかった細胞はそれ自身が死に、損傷を残さないようにしています。このように低放射線の作用により、細胞の活性化が促進されます。
β‐エンドルフィン放射線の刺激を細胞が受ける事で、β‐エンドルフィンの分泌が促進される事が分かっています。（ヨーロッパラドン温泉の研究グループの資料より）β‐エンドルフィンとは脳内物質で鎮痛剤で有名なモルヒネと化学構造が似ているため、脳内モルヒネとも呼ばれています。β‐エンドルフィンが分泌される事で、気分が良くなる。脳全体を覚醒させるなどの働きがあります。
ラドン坑道治療で世界的に有名なオーストリア・ガシュタイナーハイルシュトレンは、かつての金鉱坑道跡を利用した政府認定の民間ラドン治療所です。
坑道内はラジウム（ラドンガス）が自然界の3000倍と言われており、世界中から、年間10万人もの療養客が訪れています。坑道内のラドン効果による臨床試験をヨーロッパ各国の国立大学にて二重盲検方式で行われており、非常に科学的な根拠に基づいたものと言えます。その坑道内の鉱石が「ハイルシュトレンストーン」で、ハイルシュトレン社より日本では唯一、指定された正規代理店のみで取り扱いを許可されている貴重なラジウム鉱石です。
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